「森のエキス」について

原料のフルボ酸は何ですか?

落ち葉や倒木、虫や動物の遺骸などが微生物で分解され、微量な分解酵素と腐植が 数千年、数億年の時間をかけて蓄積された 酵素の多い腐植質資材です。その腐食質はフミン酸とフルボ酸に分かれます。フルボ酸は土のミネラルと結び付きフルボ鉄などナノレベルの大きさで植物プランクトンに取り込まれ、その増殖を助けます。海のプランクトンは森で作られるフルボ酸が川から流れでたものを食べていまして、このフルボ酸がなければプランクトンは増殖ができません。フルボ酸は地球の生物の食物連鎖の下の部分のプランクトンのエサとしてなくてはならぬものです。フルボ酸の多い南極の海にクジラが多いのは、プランクトンを追いかける魚が多いからです。

プランクトンと作物と何の関係がありますか??

フルボ酸は植物細胞の何十分の一のナノレベルの大きさで、鉄やミネラルと結び付いて細胞内にミネラルを運ぶミネラルの運び 屋さんです。プランクトンにも同じように細胞内にフルボ酸がミネラルを運んでいます。フルボ酸が鉄やミネラルを運ぶことで、植物は光合成が 盛んになり、病気にも強くなります。プランクトンは増殖が盛んになります。

フルボ酸は病気に対してどうですか?

フルボ酸の「森のエキス」の使用方法は根張りと土壌の浄化のための月2回の潅水と光合成、病害予防のための10日に1回位 の葉面散布があります。今年のような気温が異常に高い高温障害の出るような場合など細胞がミネラル酵素で強くなるので高温障害からの被害が少 ないようです。フルボ酸の特性で放線菌、枯草菌、担子菌などを選択的に増殖をしますので相対的にフザリウムなど糸状菌類が勢力的に抑えられて しまうことが多いようです。農家さんの使い方は、病害が出始めたら500倍稀釈で葉面散布を続けるとで病害がおさまっていくとが多いとのお話でした。

シクラメン生産者でも使われていると聞きましたが?

シクラメン以外の花屋さんや苗の生産でも多く使われています。特徴として、潅水、葉面散布で発根が良くなり、その分徒長を 抑えて、葉が厚くなり病害に強くなるようです。有名なシクラメン生産者にも
使っていただいています。花の色が鮮明に出るようになり、日持ちが良くなると言われています。これはフルボ鉄が細胞に働いているものと思われ ます。

「森のフローラ2」につい て

森のフローラ2の特徴は何ですか?

土壌の微生物のエサは落ち葉などの植物の有機炭素です。また落ち葉には大自然の中の無数の種類の微生物が住んでいます。 連作障害の圃場は微生物のエサの有機炭素が不足しています。 微生物も種類が少なく偏っています。連作障害の圃場の不足している有機炭素と微生物を補うために森のフローラ2には原料の半分近くを落ち葉の腐葉土で製造しています。

粉炭も入っていますが、なぜですか?

粉炭は微小な穴が無数にあり、微生物の住み家となります。腐った根などから発生するガスによる根への酸素不足の害も少なくして、根のムレを防ぎ、肥もちも良くします。

サンゴ化石はなぜ入っているのですか?

カルシウムは直接土に入れるよりも、1回堆肥に入れて微生物に吸収されてから微生物を通して作物に吸収される方が効率が良 くなります。サンゴ化石は多孔質カルシウムなのでネコブ病にも強くなると言われています。

腐食資材はなぜ入っていますか?

腐植資材は善玉菌のエサになります。腐植のエサを入れることで有益菌が持続的に増殖をします。

ウルトラ粉炭について

なぜ「ウルトラ」という名前がついた粉炭なのですか?

粉炭に連作障害に対する機能性をもたせるために、木酢液、高濃度フルボ酸 、二価鉄含有の多いモン モリトナイトを混合して土壌障害にも強い粉炭を作りました。

どう使うのですか?

使う目的に合わせて、数量を決めます。通常、連作障害の圃場の場合、全面散布200~300kgで混和してください。或は、畝の上に条まきでお使いください。
果菜類では、定植時に根鉢を植穴に入れる前に。一握りのウルトラ粉炭を入れるだけで、活着、その後の病害に強い苗として育ちます。定植後、株 元に同じように一握りおいておくだけでも生育が安定します。
培土に5%位混和するだけで、病害の少ない発根が順調に行きます。

「地力の素 」について

どのようにして「地力」をつけるのですか?

地力は土壌の中の腐植の量により決まります。土壌微生物は腐植をエサとして増殖をしているのでエサの腐植が減りますと土壌微生物も減り、土壌病害が出やすくなります。「地 力の素 」は20kgで牛厩肥1トン分の腐植を含んでいます。 これにより少ない散布作業で厩肥の投入量を減らすことが出来ます。

高濃度フルボ酸と袋に書かれてますが、それってどういう意味ですか?

産出はカナダのロッキー山脈の鉱脈の腐植の原鉱のものですが、フルボ酸の含有量が多いことで知られています。 フルボ酸は放線菌や枯草菌、担子菌を選択的に増殖する働きがあります。フルボ酸は病原菌であるフザリウムなどを抑える働きがあります。それで 多くの農家さんで寄生センチュウ対策、土壌病害対策で広く使われています。

根を活性化すると聞いてますがなぜですか?

フルボ酸はミネラルと結び付いてフルボ鉄など浸透性の良い電解質の資材になります。その中で植物ホルモンと似 た働きもあり、根張りが非常に良くなることで知られています。苗床で少量混和すると根張りが良くなります。

「こっこりん」について

「 こっこりん 」は何でしょうか?

こっこりんは鶏ふんを1200度Cの超高温で焼成した天然ミネラル肥料です。有機JAS適合資材です。今迄、手のほどこしようがない病害に効くこともあるので「魔法の粉」 と呼ばれています。

なぜコストのかかる、不経済な超高温で焼成している のですか?

鶏フンの中の貝殻のカルシウムはこっこりんに50%以上含まれています。この貝殻のカルシウムは1200度C の超高温にすることで、カルシウムの性質が変化をして、根の張り、病気に強くなるなど様々な働きを持つことになります。低い温度の 800℃1000℃ではその働きをもたないので、コストがかかっても1200℃で焼成をしています

こっこりんは一番どんな所で使われていますか?

どうしてか寄生センチュウネコブ線虫、ネコブ病などの連作障害の圃場です。ネコブ線虫は被害が出てからも株元に散布するだけである程度回復するとい うことで使われていま すが、こちらも理由が分からずに困っています。トマトの青枯れ病など薬の効かない圃場でも使われていまして、こちらも因果関係がはっきり分か りませんが農家さんが使っています。使って効果があったことが口コミで伝わっているようです。

長野県の農協さんが「こっこりん」をセロリの芯腐れ対策で使われていると聞きましたが?

芯腐れ対策はカルシウムの潅注です。こっこりんは水溶性カルシウムが50%以上含まれていますので、水溶性の 関係上吸収が良いので使われているのかもしれません。今年のような超高温の場合効果は
すべての圃場で有効ということではないようです。作物の生理条件の限界というのも関係があるようです。

酸化還元力があるように聞いてますが?

腐敗菌が発生しにくい酸化還元力はORPマイナス330と計測されています。これにより土壌は酸化還元されて 浄化され、病害が減るようです。

発根力がすごいように聞いていますが、なぜですか?

こっこりん細粒を培養土20kgに対して50g混和します。酸化還元の力かもしれませんが、立ち枯れのない根 張りの良い苗が育ちます。

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